安全とセキュリティ設定

セキュリティ システムについて

Model X が近くにキーがあることを検出していない状態でドアやトランクのロックが解除されると、アラーム音が鳴ります。ヘッドライトと方向指示器のランプが点滅します。アラームを解除するには、キー フォブのボタンを押します。

アラーム システムを手動でオン/オフするには、「コントロール」 > 「安全」 > 「セキュリティ アラーム」の順にタッチします。ONに設定すると、Model Xから離れ、認識されたキーが車内またはその近くで検出されなくなってから1分経つとアラームが作動し、ドアがロックされます。

ロックされたドアやトランクが開かれたときにModel Xが近くにキーを検知できない状況においては、バッテリーでバックアップされたサイレン(装備されている場合)が鳴動します。車両がキャビン内で動きを検知した時にこのサイレンが鳴るように設定したい場合は、「チルト/侵入」 を有効にします(チルト/侵入(装備されている場合)を参照)。

Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
Model Xがセントリーモードの場合(セントリーモードの使い方(USBフラッシュ ドライブあり)を参照)、「セキュリティアラーム」設定は使用できません。

チルト/侵入(装備されている場合)

構成、販売地域、または製造日により、この機能が車両に装備されていない場合があります。

「セキュリティ アラーム」を有効にするには、「傾き/侵入検知」をオンにしなければなりません。

「傾き/侵入」設定がオンになっていると、Model Xがキャビン内の動きを検出したり、車両が動かされたり傾けられたりした場合(けん引やジャッキアップにより)にサイレンが鳴ります。有効にするには、「コントロール」 > 「安全」 > 「チルト/侵入」の順にタッチします。

車両を離れた後に空調システムが作動している場合、侵入センサーは自動的に無効になります(を参照)。これを有効のままにするには、「エアコンをオンのままにする」、「ドッグ モード」、または「キャンプモード」を選択した後に手動で侵入センサーをONにします。

チルト/侵入センサーは、各走行サイクルの開始時に自動的に再度有効になります。

Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
キャビン過熱保護を使用するには、チルト/侵入アラームをオフにする必要があります(キャビン過熱保護を参照)。
Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
ロックした後、車内に何か動くものを残さなければならない場合、チルト/侵入は必ずオフにしてください。この設定がオンの場合、Model X内部で動きが検知された場合、侵入アラームが鳴動します。
Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
Model Xがセントリーモードの場合(セントリーモードの使い方(USBフラッシュ ドライブあり)を参照)、「チルト/侵入」設定は使用できません。

改良型盗難防止機能にアップグレード(装備されている場合)

お客様の車両に改良型盗難防止アップグレードが装備されている場合は、Model X近くにキーが検知されていない状態で、ロックされているドアやトランクが開かれるとホーンが鳴動します。「チルト/侵入」がオンになっていると、Model Xが車内の動きを検出したり、(けん引やジャッキアップにより)車両が動かされたり傾けられたりした場合にもホーンが鳴ります。チルト/検知システムをON/OFFするには、「コントロール」 > 「安全」 > 「チルト/侵入」の順にタッチします。

ドライブ用PIN

セキュリティ強化のため、4桁のPIN(個人識別番号)を入力するまではModel Xを運転することができません。この設定をオンにするには、「コントロール」 > 「安全」 > 「ドライブ用PIN」の順にタッチして、画面の指示に従ってドライブ用PINを作成してください。

有効にすると、運転する前だけではなく、初めてバレーモードをオンにするときにも、 4 桁のドライブ用PINが必要となるため、バレーモードを開始、終了するための4桁の暗証番号を作成します。バレーモードを開始すると、ドライブ用PINを入力せずにバレー係の人が Model X を運転できるようになります。バレーモードがオンになっているときは常にドライブ用 PIN設定はオフとなります。

ドライブ用PINを忘れた場合は、リンクをタッチして「ドライブ用PIN」ポップアップにTeslaログイン認証情報を入力し、タッチスクリーンの指示に従います。

Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
まず発生しませんが、万一タッチスクリーンが反応しなくなると、PINを入力することができなくなります。この場合は、まずタッチスクリーンの再起動を試みてください(タッチスクリーンまたはインストゥルメントパネルの再起動を参照)。タッチスクリーンが反応しない場合でも、ドライブ用 PINをバイパスしてTesla モバイル アプリからキーレスドライブを有効にすることができます。

グローブボックスPIN

4桁のPIN(ドライブ用PINと無関係)を使用してグローブボックス内の物を保護します。有効にするには、「コントロール」 > 「安全」 > 「グローブボックスPIN」の順にタッチして、タッチスクリーンの指示に従います。有効にすると、グローブボックスを開くためのPINの入力を求めるプロンプトが表示されます。このセキュリティ保護を削除するには、トグルを選択して無効にしてから、PINを入力します。

グローブボックスPINを忘れた場合は、Teslaログイン認証情報を入力してグローブボックスのPINをいったんリセットし、タッチスクリーンの指示に従います。

Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
グローブボックスPINを使用すると、Model Xがバレーモードのときでもグローブボックスを開けることができます。

速度制限モード

速度制限モードでは、加速や最大走行速度を50~120 mph(80~193 km/h)の範囲内の所定の値で制限できます。この速度制限モードを初めて使用する際は、オンオフを切り替えるときに使用する4桁のPINを設定する必要があります。有効な場合に車速が最大速度の約3 mph(5 km/h)以内に近づくと、チャイムが鳴り、インストゥルメント クラスターにメッセージが表示され、Model Xがモバイル アプリに通知を送信します。また「セキュリティ」 > 「速度制限モード」の順にタッチしてTeslaモバイル アプリから有効にすることもできます。速度制限モードの有効化:

  1. Model Xがパーキングに入っていることを確認してください。
  2. タッチスクリーンで「コントロール」 > 「安全」 > 「速度制限モード」の順にタッチします。
  3. 最大走行速度を設定します。
  4. スライダーをオンの位置までドラッグします。
  5. 速度制限モードをオンオフを切り替えるには、4桁のPINを入力します。
    Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
    PINを忘れてしまった場合、Teslaアカウントのログイン認証情報を入力して速度制限モードを無効にすることができます。
Informational PurposesAn informational icon, calling your attention
速度制限モードが有効になっている場合、加速設定は自動的に「チル」になります。
Warning IconA warning icon, calling your attention to a possibly risky situation
警告
下り坂では走行速度が上昇し、Model Xの速度が選択した最大速度を超えてしまうことがあります。
Warning IconA warning icon, calling your attention to a possibly risky situation
警告
速度制限モードは、ドライバーの正しい状況判断、日々の鍛錬、制限速度および運転状態の注視にとってかわるものではありません。どの速度でも事故は発生します。安全に運転することはドライバーの責任です。

ブラウザのデータをクリア

「コントロール」 > 「サービス」 > 「ブラウザのデータのクリア」の順に進むと、(コンピュータやスマートフォンで行う場合と同様の方法で)車両のブラウザのデータをクリアできます。これは、設定や他のドライバーがした検索を消去するといった、多くの状況で役立ちます。

都合に応じて、タッチスクリーン ポップアップのボックスをオンにして、ブックマークや履歴を除外します。