インストゥルメントパネル
インストゥルメントパネルについて
インストゥルメントパネルは以下のように Model X の状況によって変わります。
- オフ(以下参照)。
- 運転中(インストゥルメントパネルについて - 運転中を参照)。
- 充電中(充電ステータスを参照)。
Model X がオフの場合、インストゥルメントパネルには残りの後続距離、ドアの状態、外気温が表示されます。ブレーキを踏むと、上部のインジケーター ライトが短く点灯します。現状に該当するインジケーターがない限り、その後インジケーターは消灯します。インジケーターが点灯または消灯しない場合は、Tesla に連絡してください。
注
以下の図は説明のみを目的としています。表示される情報は、車両オプション、ソフトウェアのバージョン、販売地域により異なる場合があります。
インストゥルメントパネルに点灯する次のインジケーターは、特定の状況を伝え、警告するものです。
ブレーキ ブースターの故障が検出されると、タッチスクリーンに黄色のブレーキ インジケーターが表示されます。一定の圧力でブレーキ ペダルをしっかりと踏み続けて、安全な場所に車両を停車させます。油圧ブースト補正が起動します(#GUID-63CA292E-1221-4207-8AF8-95419AD34D9Cを参照)。
ブレーキ ブースターの故障が検出されると、タッチスクリーンに黄色のブレーキ インジケーターが表示されます。一定の圧力でブレーキ ペダルをしっかりと踏み続けて、安全な場所に車両を停車させます。油圧ブースト補正が起動します(#GUID-63CA292E-1221-4207-8AF8-95419AD34D9Cを参照)。
ハイビーム ヘッドライトがオンになっています。ハイビームが点灯しているけれども「オートハイビーム」(装備されていれば)設定がオフになっているとき、または「オートハイビーム」設定がオンにされているが一時的に使用できない場合に点灯します。ハイビーム ヘッドライトを参照してください。
ハイビーム ヘッドライトが現在点灯していて、Model Xの前方にライトを検知した場合は、オートハイビーム(装備されていれば)をオフにする準備ができています。ハイビーム ヘッドライトを参照してください。
オートハイビーム(装備されていれば)がオンでModel Xの前方にライトが検出されているので、ハイビーム ヘッドライトが一時的にオフになっています。。ライトが検出されていませんので、ハイビームが自動的にオンに戻ります。ハイビーム ヘッドライトを参照してください。
パーキング ライト(サイド マーカーライト、テールライト、ナンバープレートライト)が点灯しています。ライトを参照してください。
フロント フォグランプ(装備の場合)。ライトを参照してください。
対応フロントライト(装備の場合)。GUID-1C209641-AA23-47AC-B0D1-3FE3779CF222.html#GUID-4B52AB23-D34C-4A8E-A112-C0CE368A6A45を参照してください。
横滑り防止装置(ESC)システムは、ブレーキ圧とモーター出力を制御し、ホイールスピンを最小限に抑えます(インジケータが点滅します)。トラクションコントロールを参照してください。このインジケーターが点灯したままの場合、不具合が検出されていますので直ちにTeslaへ問い合わせる必要があります。
エアサスペンションシステムのパフォーマンスを低下させる不具合が検出された場合、この黄色のインジケーターライトが表示されます(エア サスペンションを参照)。不具合が解消しない場合は、Teslaにご連絡ください。
故障によりエア サスペンション システムが無効になったことが検知されると、インストゥルメントパネル上で赤色の表示灯が点灯します(エア サスペンションを参照)。Teslaにご連絡ください。
エアバッグの安全性。すぐにModel Xを運転できる状態の際にこの赤いインジケーターが点滅しない場合、または点灯し続ける場合は、直ちにTeslaに連絡してください。エアバッグを参照してください。
車両のホールド機能が積極的にブレーキをかけています。オートブレーキ ホールドを参照してください。
タイヤの空気圧警告。タイヤの空気圧が許容範囲外になっています。タイヤ空気圧監視システム(TPMS)の不具合が検出されると、インジケーターが点滅します。TPMS が故障した場合は、Tesla に連絡してください。タイヤのお手入れとメンテナンスを参照してください。
乗員のいる席のシートベルトが締められていません。シートベルトを参照してください。
横滑り防止装置はホイールのスピンを最小化しなくなっています。後輪駆動車両でトラクション コントロール システムオフになっているか、四輪駆動車両でスリップスタート機能が有効になっています。トラクションコントロールを参照してください。
Model X 輸送モードで勝手に車両が動く状態です。車両から降りても自動的にパーキングにシフトしません。車両輸送者向け注意事項を参照してください。
けん引モード(搭載されている場合)が有効になっています。牽引とアクセサリーを参照してください。
寒冷な気候条件が原因でバッテリーに蓄えられている電力が利用できなくなったときに表示されます。このような寒冷な気候条件下では、充電速度が低下することがあります。Model Xが充電のために電源に接続されている場合、モバイルアプリを使用して温度調整機能をオンにしてバッテリーを温めることができます。バッテリーが十分に温まると、雪の結晶のアイコンが消えます。
ポップアップメッセージおよび車両のアラート
インストゥルメントパネルにポップアップメッセージが表示されます。例えば、シートベルト リマインダ(人が座っている座席でシートベルトが装着されていない場合)、アラート通知(電話着信があった場合)、テキスト メッセージ(該当する場合)、音声コマンド(使用している場合)が表示されます。
タッチスクリーンの通知アイコンにタッチすると、車両アラートおよび通知の一覧を表示することができます。
注
現時点ですべてのアラートに追加情報が提供されているわけではありません。
インストゥルメントパネルについて - 運転中
Model X の運転中(または運転可能なとき)は、インストゥルメントパネルに現在の運転状況とオートパイロットコンポーネント(オートパイロットについてを参照)が検出した道路のリアルタイムの視覚化された画像が表示されます。視覚化された画像は、ブラインドスポットに車両が検出された時にそれをドライバーに知らせるよう、自動的にズームインとズームアウトを行います。
注
以下の図は説明のみを目的としています。表示される情報は、車両オプション、ソフトウェアのバージョン、販売地域により異なる場合があります。
注
- インジケーターが上部に状況を提供します(インストゥルメントパネルについてを参照)。
- 目的地へのナビゲーションを使っているときには、ナビゲーション指示がここに表示されます。インストゥルメントパネルの左側に表示される内容を変更するには、ナビゲーション指示が表示されていないときに、ステアリング ホイール左側のボタンを使用してください(ハンドルの左ボタンを使用するを参照)。
- オートステアリングがModel Xのハンドル操作をしている。オートステアリングは利用可能だが、有効化はしていない場合、アイコンは灰色です(オートステアリングを参照)。
- トラフィックアウェア クルーズコントロールが設定速度で走行中です。トラフィックアウェア クルーズ コントロールが使える状態で、巡航速度を設定していない場合、アイコンはグレーになり速度は表示されません (トラフィックアウェア クルーズコントロールを参照)。
- 巡航速度。
- スピード アシストが検出している速度制限(設定されている場合)(スピードアシストを参照)。 注速度制限のアイコンの周りに青色の輪郭が表示された場合、あなたが速度制限を超えていることを知らせています。
-
Model X が電力を制限している場合は、エネルギー グラフのパワー メーターに点線が表示されます。加速用の電力が制限されていると、上部(エネルギー使用中)に破線が表示され、回生ブレーキからの電力が制限されている場合には、下部(エネルギー獲得中)に破線が表示されます。 Model X は、多くの理由により電力を制限します。以下にいくつかの例を挙げます。
- バッテリーの残量低下していたり、パワートレインが熱い場合は、加速が制限されることがあります。
- 外気温が非常に高い場合または非常に低い場合は、加速と回生ブレーキの両方が制限されることがあります。
- バッテリーがフル充電されていると回生ブレーキが制限されることがあります。
注インストゥルメントパネルの右側に表示される内容は、ステアリング ホイール右側のボタンで変更します(ハンドルの右ボタンを使用するを参照)。 - ここに表示される重要なメッセージに注意してください。警告が出ている場合は、タッチスクリーンのステータスバー(タッチスクリーンの最上部)の警告アイコン(! マーク)にタッチして警告の詳細を表示することができます。
- 電話をしていないときにインストゥルメントパネルの右側に表示される内容を変更するには、ステアリング ホイール右側のボタンを使用します(ハンドルの右ボタンを使用するを参照)。
- 推定航続可能距離(エネルギー)。航続距離の代わりに、バッテリー残量 (%)を表示することもできます。これを行うには、注充電の必要性が迫っている場合は、予想航続距離を大まかなガイドラインとしてのみ利用してください。
の順にタッチします。
- 現在選択しているドライブ モード: パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブ。
- 前方の車(該当する場合)。
- インストゥルメントパネルの下部中央に表示される運転に関係した警告メッセージに注意してください。
- お客様のModel X。
- オートステアリングが有効な場合に通行区分車線を検出すると、青色にハイライト表示されます(オートステアリングを参照。)現在のドライビング シナリオに応じて周囲の走行車線を表示することができます。注「オートパイロット ナビ走行」がオンになっていると、Model X の前方に走行車線が青色のラインで表示されます(オートパイロット ナビ走行を参照)。
警告
インストゥルメントパネルは周囲のある車両を表示しますが、すべての車両を表示している訳ではありません。自分の周囲に他の車両がいるかどうかを確認するためにインストゥルメントパネルのみに頼らないでください(例、ブラインドスポット)。必ずミラーの使用と後ろを振り返って確認してください。